発言席
開業医との連携をより親密に—行政の保健婦さんに望むこと
古徳 利光
1,2
1つくば市医師会
2小田内科クリニック院
pp.509
発行日 1992年7月10日
Published Date 1992/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662900518
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私はつくば市の農村地区で開業する内科医でありますが,地方自治体の行う保健衛生事業にかかわって10年以上になります。この間,年々事業の種類も増え,それに伴って開業医の出動日数も増加し,現在つくば市では年間延べ600回以上に及んでいます。地元の医師会としては,市民の健康を守るという前提に立って活動を行っておりますから,これらに協力することに吝かではありません。
しかし,今まで一緒に仕事をする保健婦の皆さんとじっくり話し合ったり,相談し合ったりしたことは殆どありません。私が主に関係しているのは成人病検診の領域でありますので,ここでは検診について気づいたことを述べてみます。
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