特集 ボランティアと保健婦活動
私のボランティア体験
今,ゆとりの心で住民と接して
川越 サクラ
1
1岩手県(前)川井村
pp.875-877
発行日 1991年11月10日
Published Date 1991/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662900340
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ボランティアとして参加して6年
私は退職して8年になりますが,村で実施しているリハビリ(老人保健法による機能訓練事業)にボランティアとして参加するようになって,もう6年になります。
この事業に大洞婦長から「多くの人の援助が必要な事業だから手伝って欲しい……,但しボランティアだよ」と,話があったのは居住している地区公民館役員を恩返しのつもりで引き受けて1年を経過した頃でした。在職中の私は行事にも多く出席できず,地区役員も引き受けずとも自分たちへの行事,事業に多く協力して頂ました。無事退職できたのは住民や後輩,多くの方々の協力のおかげだったと,住民側の立場になってしみじみ実感していた時でもありました。
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