座談会
記録映画「安心して老いるために」をみてわが国の老人福祉を考える[2]
岩下 清子
1
,
大熊 陽子
2
,
黒田 桂子
3
,
小林 政子
4
,
鈴木 陽子
3
,
外口 玉子
5
,
羽田 澄子
6
1日本看護協会
2東京都・杉並区西保健所
3東京都・中野区中野保健所
4東京都・世田谷区梅丘保健所
5衆議院・社会労働委員会
6「安心して老いるために」演出
pp.50-58
発行日 1991年1月10日
Published Date 1991/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662900183
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前号に引き続き,記録映画「安心して老いるために」(演出・羽田澄子氏)をみられた看護職の方々と政治の場でご活躍の外口氏の感想を羽田氏の話とともに紹介したい。
前回では,映画をみて印象に残ったところを中心に話していただいたが,今回はこの映画で描かれている日本の老人福祉の現状をどのように変革していったらよいのか,そのキーを保健婦が握っているのではないか,というところまで話が発展している。
上映後の反響は予想以上で,全国各地からフィルム貸出の依頼が殺到していると聞く。
保健婦の読者諸氏も是非この作品を,住民と一諸にみる機会を作っていただきたい。きっとそこから老人福祉の充実に向けての手掛りが生まれてくるような気がする。
座談会開催にあたり,快くご協力いただいた岩波ホールの原田様および関係者の皆様に深く御礼申し上げます。(編集室)
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