研究
在宅ケアにおける訪問看護および介護援助者の家庭内導入の条件
小玉 敏江
1
1元東京都立公衆衛生看護専門学校
pp.847-852
発行日 1989年10月10日
Published Date 1989/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662207829
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はじめに
在宅ケアは,「患者や家族を生活の主体者としてとらえ,家庭という生活の場で基本的な生命や健康の保持・増進のために,そして生活の質をも考えつつ,いわば保健医療と福祉的ケアを統合しようとするもの1)」とされ,在宅ケアにおいては訪問看護および介護援助は重要な意味をもつ。
今回は神経系難病の患者の在宅ケアにおける訪問看護と介護援助者の家庭内導入について,それぞれ必要に見合う導入がなされるためにはどのような観点からの働きかけが有効か,東京都立神経病院での実態から考察した。
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