調査・報告
保健婦の職業観確立への影響因子を探る—栃木県における新任者教育に関する意識調査からの検討
矢板橋 チヅ子
1
,
五味 アヤ子
2
,
矢口 君江
3
,
柴田 美代子
4
,
加藤 則子
5
,
降籏 幹子
6
,
島田 トミ子
7
,
松井 町子
8
1栃木県真岡保健所
2元栃木県衛生環境部健康対策課
3栃木県鹿沼保健所
4栃木県衛生環境部医務課
5栃木県矢板保健所
6栃木県栃木保健所
7栃木県小山保健所
8栃木県立衛生福祉大学校
pp.241-248
発行日 1990年3月10日
Published Date 1990/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662900040
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
私たち保健婦は,保健婦学校を卒業し就職してから今日に至るまで,先輩保健婦をはじめ仕事上で知り得た人びとの影響を受けながら,仕事をしてきた。
特に就職して1〜3年くらいまでの期間に受けた助言や指導の影響は大きく,そのときよい助言・指導を受けたか否かにより,保健婦として,その後の職業観を左右するといっても過言ではない。いい換えれば,よい保健婦のモデルにめぐり会えたか否かということも大きな要因と思われるので,先輩としては,モデルとして,仕事に対する姿勢も問われる。
Copyright © 1990, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.