活動報告 共同で仕事づくりをめざす
町の保健婦・保健所保健婦の連携
佐賀県鹿島保健所管内での試み
保健所の課題は何か—保健所のあり方が変ったのか
野中 ヱミ子
1
1元・鹿島保健所
pp.847-854
発行日 1987年10月10日
Published Date 1987/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662207394
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連携のあり方を求めて
保健所保健婦と市町村保健婦は,どう連携していったら効果的な保健サービスが展開出来るかと,論議され始めてからすでに久しい。
当管内でも市町村に保健婦の絶対数が足りず,保健所側の人的援助が期待されていた時期には,それなりにその間柄はうまくいっていたが,市町村に保健婦が充足されつつある現在,保健所保健婦のあり方はこれでよいのか,保健所保健婦の役割は何かと考えさせられることが多く,事業を共にしながら,保健所保健婦の役割を具体的につかんでいきたいという気持で,ここ数年やってきた。
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