特集 個別ケアを見直し/見通す
自らの主体形成を促した学習を通して—多摩保健活動研究会の活動を追う
座談会
私の主体形成のプロセスを語る—個別ケアの見直し/見通しを通して—多摩保健活動研究会の3年目
菊池 美津
1
,
小西 美代子
2
,
松田 正己
3
,
北村 通子
4
,
千葉 和子
2
1東京都衛生局成人保健課
2東京都八王子保健所
3PHC研究会・東大医学部保健学科
4東京都三鷹保健所
pp.742-755
発行日 1985年9月10日
Published Date 1985/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662207050
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菊池 多摩の保健活動研究会が発足して5年になります。1回目は難病対策事業について,それぞれモデル的にやっている日野・田無・東村山保健所の事業の見直しの勉強をしました。2年目は,見直し,見通しが出来,改善策も立てられればいいという事で,昭島市の成人保健対策と,町田市の母子保健事業,東村山市の心身障害児の対策事業について勉強しました。
私自身は2年目から参加しました。参加の動機は自分達のやっている事を,企画管理,サービス,評価,住民の所まできちんと見えるようにするためでした。私自身の混沌とした頭の中を整理するのに大変役に立ちました。
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