特集 活動の原点:実態把握
問題を構造的にとらえていく
再び実態把握に迫る
住民が自らの健康問題に取り組むための〈実態把握〉—M保健所における糖尿病教室を検討素材として
原 京子
,
久常 節子
pp.449-456
発行日 1985年6月10日
Published Date 1985/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662207010
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はじめに
実態把握あるいは情報収集に関しては,公衆衛生看護実践のかなめとして既に位置づけられ論述されてきた。
しかし,ここで改めて,実態把握を取り上げたのは,従来の実態把握が専門職種にとっての情報の収集にとどまり,そのあり方が"住民が自からの健康問題に取り組むための実態把握"として機能していない,という反省からである。
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