座談会
スタッフから婦長へ—私達は期待している
石井 ひとみ
1
,
小林 陽子
2
,
瀬戸 経子
3
,
山口 律子
4
,
安住 矩子
5
1福島県白河保健所
2新潟県津川保健所
3佐賀県鳥栖保健所
4神奈川県茅ケ崎保健所
5国立公衆衛生院
pp.90-100
発行日 1985年2月10日
Published Date 1985/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662206953
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よく,〈会社は君達に何を期待するか〉等というタイトルの特集を組んだ雑誌を,4月ごろに見かけることがありますね。ところが,働く側は企業に何を期待するか,というのは,ニュースバリューがないのでしょうか。そこに上意下達の一方通行的現代の姿を垣間見る思いがします。一方が他方に一方的な想いを通わせようとするのは片想いにしかすぎません。企業は人によって支えられています。つまり,双方の間に気持の通い合い,即ち〈活動の場〉が開けて,初めて関係は成り立つはずです。昨年8月号で開陳した若手婦長の想い,今月はスタッフの想いを述べてもらいました。さて,この両者の間に〈活動の揚〉は開けるか,1985年に期待しましょう。
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