寄稿
全国保健婦長会の動向と今後の課題
遠藤 セツ
1
1全国保健婦長会
pp.926-931
発行日 1983年11月10日
Published Date 1983/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662206752
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保健婦長会の生いたち
全国保健婦長会の設置目的は,保健婦業務の進歩発展と会員相互の連携・親睦を図り,もって地域住民の健康づくりに寄与し,我国の公衆衛生の向上に資することにある。
全国保健婦長会が発足したのは,昭和54年3月,今から5年前のことである。その背景には,国の施策として昭和53年に打出された〈国民の健康づくりの推進〉があり,新たな展開として地域住民の健康づくりの基盤整備が叫ばれ,多岐にわたる保健活動を推進するにあたり,地域の公衆衛生の分野で,専門職として広範な活動に従事している保健婦の役割が,一段と重要視されてきたことが挙げられる。
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