事例検討
個別に降りてくる事業を統合する悩み-コーディネーション機能を最大限に発揮して
龍野 由子
1
,
竹内 陽子
1
,
松下 拡
2
1長野県信濃町役場
2長野県松川町・社会教育
pp.871-880
発行日 1982年10月10日
Published Date 1982/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662206594
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
生活と生産をセットで健康を考える
龍野 信濃町ではすばらしい組織があって云々と期待されるかと思いますが,私のところも難しい問題をかかえていますので,その話しをしたいと思います。まず町の状況を話し,それから竹内保健婦の報告につなげたいと思います。
信濃町は新潟県との県境で野尻湖があり,雪が大変多いところです。人口が1万2,000人,保健婦が3人います。過疎化の傾向にあり,町にとっては大きな悩みになっています。産業も特別になく,お米をつくって,スキー場へ来るお客さんの民宿でもやってという程度のところで仕事をしています。
Copyright © 1982, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.