調査報告
老人クラブの健康実態調査と保健指導の検討
野々部 恒
1
,
芳賀沼 俊子
2
,
田上 君子
2
,
菅谷 弘子
2
,
和田 秀代
2
,
藪内 ふく恵
2
,
井上 加津子
2
,
青木 美恵子
2
,
大谷 芳枝
3
,
長谷川 俊博
4
1埼玉県草加保健所
2埼玉県草加保健所保健婦課
3埼玉県草加保健所予防課
4埼玉県草加保健所計画課
pp.869-878
発行日 1981年10月10日
Published Date 1981/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662206427
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1.はじめに
近年,老人保健の必要性がいわれ,老人医療費の無料化など,老人が医療を受けやすくなったことは喜ばしいが,一方,医療を必要としながら放置されていたり,医療機関に頼りすぎたり,生活上の注意をされていても長年の生活習慣を変えることが難しいなど,問題も残されている。
また,管内の老人健康診査の受診率1つをとってみても10%程度にすぎず,積極的に自己の健康に目を向けることが,まだ少ないようにうかがえる。
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