調査報告
母親の母乳に対する意識と行動の調査
島津 靖子
1
,
池永 悦子
1
,
伊藤 多喜子
1
,
湯野 タツメ
1
,
杉山 一子
1
,
朝倉 弘子
1
,
甘蔗 和子
1
,
鹿島 アサノ
1
,
斎藤 文枝
1
,
園田 真人
1
1北九州市若松保健所
pp.147-153
発行日 1980年2月10日
Published Date 1980/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662206219
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はじめに
多くの学者が母乳の科学的優秀性を証明しないうちに,人工栄養は増加し,昭和43年の厚生省調査では,母乳栄養児は3か月で33%である。
母乳栄養が減少した理由については,中山は1,,新生児期のまだ母乳のよく出ない時期に,分娩施設で安易にミルクを与えられ,母乳の出を良くする吸啜刺激が与えられないためである,さらに母親の職業があるため母乳栄養を煩わしく思うため,母乳栄養を尊重しない社会的な傾向のためであるという。
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