調査
妊婦の生活と意識の調査
園田 真人
1
,
古川 亀子
1
,
池永 悦子
1
,
大和 昭恵
2
1北九州市若松保健所
2九州女子大学
pp.496-501
発行日 1978年7月10日
Published Date 1978/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662206009
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はじめに
戦後における我国の母子保健は,著しい変化と進歩を示している。第2次大戦終了直後は,母子ともに低栄養に対する対策が重要課題であったが,昭和30年代を経て,高度成長の時代となり,さらに,食生活は豊富な時代を迎え,様相はさらに変化してきた。
たしかに我国の乳児死亡率の低下は,めざましいものがあるが1),妊娠,出産,育児という過程において,すべてが最良の状態に完成したとはいえないであろう。
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