活動報告
両親がろうあ者である乳児の家庭訪問
白石 典子
1,3
,
塩満 ちほ
2
,
瀬口 チホ
3
1宮崎市役所
2都城保健所
3県立宮崎保健婦助産婦専門学院
pp.783-788
発行日 1979年10月10日
Published Date 1979/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662206178
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I.はじめに
妊産婦及び乳幼児の保護者に対する保健指導は,母子保健の基本的対策の1つであり,特に出産後の母児の保健指導は最近の家族構成の変動と共にますます重要となっている。
今回は,生後1か月で両親がろうあ者である乳児を訪問し,手話による褥婦と乳児の保健指導の難しさを知ると共に,核家族でしかも近隣との接触の少ないろうあ者である両親に対する育児への援助のあり方を考えてみた。
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