活動報告
在宅ねたきり老人訪問活動の評価
渋谷 洋美
1
,
保坂 貞子
1
,
佐野 ウメ子
1
,
綾部 早苗
1
,
斉藤 初代
1
,
小野 光子
2
,
山口 律子
2
,
岩崎 ミツエ
2
1神奈川県秦野保健所
2元神奈川県秦野保健所
pp.635-640
発行日 1979年8月10日
Published Date 1979/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662206157
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1.はじめに
かつて秦野保健所では,昭和48年の"老人の保健衛生,生活環境に関する実態調査"をはじめとして,昭和49年には"家庭における老人の看護に関する調査"を行い,老人の実態を探り,調査の結果を基に,ねたきり老人や有病老人の訪問及び老人への衛生教育と活動を進めてきた。更に,昭和51年には,ねたきり老人を介護している人がどのような意識を持ら,その介護状況はどうなのかを把握し,今後,保健婦としてねたきり老人を持つ家族に,どのような役割を担ったらよいか,その方向を見い出すため"在宅ねたきり老人介護者の意識調査について"報告してきた。
今回は,保健婦の訪問を,在宅ねたきり老人及び家族は,どのように受け止め,評価しているのか,保健婦が担ったものは何かに焦点を当て,本調査を実施した。
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