特集 保健所と市町村の連携を求める中で
座談会
ねたきりの人を作らない運動の一環として—保健婦の連携活動が作り上げた成果
金木 丈干
1
,
渋谷 安雄
2
,
御器谷 正治
3
,
水島 サダ子
4
,
吉居 富美子
5
,
大浦 幸子
5
,
長井 洋子
6
1小杉保健所
2小矢部市役所総務課
3小矢部市脳卒中リハビリテーション友の会
4小矢部保健所
5小矢部市保健衛生課
6小矢部保健所保健係
pp.184-198
発行日 1979年3月10日
Published Date 1979/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662206094
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取り組みの端初と経過
長井 ただ今から,保健所と市の保健婦の連携活動として,脳卒中リハビリテーション事業の取り組みについて,皆様方にそれぞれの立場でお話をしていただきたいと思います。
近年,日本人の平均寿命が急速に伸びて,世界的にも長寿の国と言われる位になりましたけれども,それで問題になるのは,老齢人口の増加ではないかと思います。それに伴って老人病がふえ,その中でも脳卒中障害の示す割合が高いと思います。それで最後には寝たきりになる人が,現状から申しますと少なくありません。
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