特集 保健所と市との連携を作り上げる
ねたきり老人を地域で支える活動を通して(洲本市)
3.ねたきり老人を活動の課題に—活動の基本理念を作る
植野 和子
pp.108-109
発行日 1986年2月10日
Published Date 1986/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662207117
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兵庫県では,保健所が地域の特性や住民のニーズに応じた課題を設定して調査・研究を行い,その成果を地域の公衆衛生の向上に反映させることを目的として,地域保健所行政推進事業が進められている。
一方,保健婦の多忙な日常業務の中では,業務を考えていこうとしても日常性に流されてしまうことが多い。そこでこの事業に乗せることにより,保健婦活動を研究的に見つめ,深めていくための契機にしたいと考えた。
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