特集 訪問看護と保健婦の活動—横浜の保健婦が体験しつつあるもの・1
横浜市の保健婦気質=2
行政のわくにしばられずに
岸本 節子
1
1横浜市瀬谷保健所
pp.372-375
発行日 1978年6月10日
Published Date 1978/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662205989
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いま全国で保健婦のあり方をめぐる問題が討議されている。保健婦が自ら専門職として厳しく保健婦の原点にたち返って,自身のおかれている所属の如何にかかわらず,住民にとってどうあったらよいかと真剣に考えている。この時に政令市の保健所に働く保健婦として,自らの足跡をふりかえる機会を得た。
都市の保健所において,住民から期待される機能を発揮するためには,どうあったらよいのか。住民に役に立つ保健婦であるためにはどう働いたらよいか,など話し合うたびに,遅々として進まないもどかしさを味わう。
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