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特集 実践科学としての看護学のための理論
第I部 一般理論
看護のための一つの概念的準拠わく
A Conceptual Frame of Reference for Nursing
Imogene M. King
1
,
小林 富美栄
2
1聖ジョーンズ看護学校
2東京女子医大付属看護短期大学
pp.199-204,245
発行日 1970年7月15日
Published Date 1970/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681200183
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看護の研究・教育・実践は専門職業的実践の継続的な進歩という最大の目標をもっていると考えられるが,これらの三つの内容は異なった目的をもっている。すなわちそれぞれが最終目標達成のために異なった方法を用いるのである。
研究の二つの主要な目的は,新しい知識の発見と,すでに知られている事実との間における新しい関係の発見である。教育の目的は看護学習過程において個人個人を導びくために知識を選択的に系統だてて活用することである。また実践の主要な目的は公衆へのサービスにおいて知識を応用することである。したがってこれら研究・教育・実践の三つは相互関連的で,かつ補完的であって,これらのうちのどれ一つを除いても看護は非常に弱くなる。
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