特集 卒後教育の一つの試み—神奈川県の保健指導技術講座の4年間
事例研究(昭和47年度)
患者のニードと看護ニードについての検討—看護面接による相互作用を通して
黒沢 邦子
1
1神奈川県立看護専門学院
pp.12-37
発行日 1976年1月10日
Published Date 1976/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662205674
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
目的
看護上のニードを満たすためには,患者のニードと一致しなければ看護の目的に到達することはできない。もし双方のニードが別々の方向に進んだ場合は,患者を混乱に至らせる。そのためには目的の調和に向かって働きかけが必要である。そこでこのテーマを追求するために,面接過程を客観視することにより,洞察力を深め,今後の保健指導に役立てることを目的とする。
Copyright © 1976, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.