特集 卒後教育の一つの試み—神奈川県の保健指導技術講座の4年間
事例研究(昭和48年度)
面接場面における情報のとらえ方
杉沢 素子
1
1鎌倉保健所
pp.38-60
発行日 1976年1月10日
Published Date 1976/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662205675
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
従来の自分自身の面接をふり返ってみると,労力を要したわりには,問題解決に必要な情報が得られておらず,相手を正しく理解し,適切な保健指導をするのに支障をきたしていたと思う。
その理由として,①情報というものの性質の理解,②問題解決にとって必要な情報とはどんなものかなどが,不明瞭であったことがあげられるが,これらの2点に焦点を当てて,面接場面を分析することにより,今後の保健指導に役立てたいと考え研究を行なった。
Copyright © 1976, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.