特集 保健婦教育への提言
私の受けた看護教育
"生活"を置き去りにしてきた臨床実習
菅尾 幸子
1
,
神山 美弥子
2
,
武田 有子
3
1北海道足寄郡足寄町
2北海道足寄郡大樹町
3北海道足寄郡中札内村
pp.140-142
発行日 1975年3月10日
Published Date 1975/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662205580
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はじめに
4年間の看護教育を終えて,ほぼ1年になろうとしている。この間振り返ってみると,職場・地域社会に慣れることで頭がいっぱいであった。最近になって,ひとつひとつの業務を押し進める中で"これで良いのか"という問いかけをくり返している。1年という短い期間ではあるが,地域社会での保健婦活動を通じ,私達が看護教育で学んだことを地域の中でどれだけ生かせたか,また不足している点はどこなのかを考えることによって,今後の活動へと結びつけてみたい。
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