看護教育特別研究
保健婦教育特別研究
白井 英子
1
,
大場 郁与
2
,
津村 寿子
3
,
和田 良子
4
,
中村 利江
5
1北海道帯広高看学院保健婦科
2静岡県立厚生保育専門学院保助学科
3大阪府立公衆衛生学院保健部
4徳島県穴吹保健所
5熊本県立公衆衛生看護学院
pp.305-316
発行日 1974年4月10日
Published Date 1974/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662205473
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はじめに
昭和43年看護学校のカリキュラムが総合的な科目編成に変わり,看護が一貫して系統的に教育されるようになった。ひきつづいて保健婦教育も,昭和46年4月に新しいカリキュラムによる教育が開始され,2年目を迎えている。その状況のなかで,保健婦教育の経験をもたぬものばかりで構成されたチームによって研究活動は開始された。
その目的は新カリキュラムの意図,内容を理解しめざす保健婦像をとらえて,公衆衛生看護教育をどのように展開したらよいかの方向づけを見出すことにした。おもに公衆衛生看護論を中核として支持科目との関連を試みたので,その概要をまとめて報告する。
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