事例研究
脳性小児麻痺の子供をかかえた家族へのアプローチ—訪問看護の観点でとらえると……
土曜会
pp.516-530
発行日 1973年7月10日
Published Date 1973/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662205326
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司会 先月号の質疑応答のなかで大きく疑問となっていたのは,矯正療法をこのまま続けていっていいのか,それとも矯正療法をやめて,たとえば北療だとか新宿のセンターのほうに連れていくとか,そういうようなほかの医療機関に結びつけていったほうがいいのかということ,それから,もし矯正療法をこのまま続けるとしたら,どのような具体的な保健婦の働きかけが必要なのかということですね。
もう1つは,いろいろな関係機関と連絡をとっているわけですが,今年の春ぐらいに心身障害児の問題で事例研究をしたときに,関係機関との連絡についての意見がいろいろ出されたわけですが,むやみやたらに関係機関と連絡をとることは,むしろケースにとっていいことかどうかという疑問が出されたわけですが,この関係機関との連絡がどうなのかということ。そのほかいろいろ細かい点にわたってあったと思いますけれども,まず矯正療法について検討してみることにします。
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