特集 これからの保健所と保健婦
Ⅱ保健所に望む
市町村・国保保健婦の立場から
地域住民へのサービス忘れずに
木村 春子
1
1香川県大内町役場
pp.58
発行日 1968年3月10日
Published Date 1968/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662204146
- 有料閲覧
- 文献概要
本県では昭和38年に県から「総合的保健婦活動方針」が出され,保健所保健婦と国保保健婦の活動体制が業務分担という形に改められ,設置主体別にすすめられて満5年をむかえようとしている。
当時国保保健婦は,市町村において保健所保健婦とともに保健所の指導方針にしたがい,保健所長の指示のもとに活動することこそ本来の姿であると,純粋に考えていたものが多くあったように思われた。このようななかで総合的保健婦活動方針が出されたのである。卒直にいって私たちは突然高いところから思いきり突きおとされたような感じをうけた。
Copyright © 1968, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.