びぶりおていく
シュワイツァー病院/農山村の底辺/団地/権力悪とのたたかい
N
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P
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0
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H
pp.44-45
発行日 1964年9月10日
Published Date 1964/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662203205
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シュワイツァー入門書としてユニーク
シュワイツァーに関する書物が多いなかに,これは異色である.著者高橋さんはもう5年以上シュワイツァー病院で働き,シュワイツァー博士の信頼が厚いが,その高橋さんが,少しもかたくならずに,日常みるありふれた博士の生活を,余人のおよばぬこまかい点まで書きおろしていることは第1の異色で,高橋さんならではできない芸当である.
著者が病院を中心に博士を画いたことも,題が示すとおりだが,博士の伝記として意義が深い.来年1月で満90歳を迎える博士は,文字どおり生涯の大半を病院事業にささげたわけで,病院は博士の血であり肉である.これを知らないで博士を語ることは許されないと思う.
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