特集 職場と生活をゆたかに
保健婦を妻にもつて
関口 照映
pp.16-17
発行日 1962年1月10日
Published Date 1962/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662202486
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保健婦を妻にもつて,ということで書くつもりですが,結論的にいうと,1,2のことを除けば,全く普通の共かせぎの夫婦と同じことだろうと思います.
まず私たちが,結婚をしようと考えたときに,困つたことは,私が,すごく薄給であるということと,彼女が,看護婦であるということでした.そこで,それらの問題点を,とりのぞくために,いろいろ考えたのですが,経済的な面は,とにかく共かせぎをすればある程度は解決ができます.しかし看護婦の通勤は,困難がともなうばかりか,昼夜の区別なく,勤務をしなければならないので,円満な家庭生活は,のぞめないのではないかというふうに考えられました.
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