「看護学雑誌」病院ストの特集を読んで

　看護学雑誌，新年号の「病院スト，そこにあるもの」を読んで大変参考になりました．今まで読んだものの中では一番本質をついた記事だつたと思いました．また編集部のみなさんの歩かれたあと，討論のあとが見えて，感心させられました．

　私は看護婦でございますが，保健婦雑誌にペンをとりましたのは，今回のことを同じナースであるみな様にもよく理解していただきたいからです．もちろん，わかつて下さる方も多く，いや解るという以上に同じ心で私達をはげまして下さつた方も大勢いらつしやるのですが，スト等を通じて，もつともつと医療関係者が広く結びつかなけれならないことを痛感して，思い切つて書き出した次第なのです．