保健婦鞄とともに
市町村保健婦便り
内堀 千代子
1
1群馬県国保連合会
pp.7-9
発行日 1957年9月10日
Published Date 1957/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662201483
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机の上におかれた何通かの暑中見舞,版画印刷,ペンのあと,各々その人らしい個性のにじみ出た葉書に思わず徴笑がこみ上げてくる.
その中にまじって分厚い封筒が一つ,型通りの挨拶につづいて,国家試験にパスしましたので役場へ挨拶に行きましたところ,村長さんから四級の四号でつとめるようにと云われました,というかき出しで予想外の待遇に驚いての相談である.自分のところで旅費を支給して保健婦学院を卒業させたのだからこの位でいいだろうという考えらしい.
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