講座
火傷の手当
小堀 辰治
1
1東京逓信病院皮膚科
pp.18-24
発行日 1956年12月10日
Published Date 1956/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662201309
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火傷の多発する冬が,まいりました.おみをつけをひつくり返して火傷したもの,いろりの中におちて火傷したもの,セルロイドの玩具に火が燃えうつつて火傷したもの等,特に子供の火傷が私共の病室を賑わすようになります.
これ等入院してくる患者をみますと,その手当の仕方が間違つていたと思われるものも相当ありますので,その方法について,申し上げましよう.
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