--------------------
信頼される保健婦
淸水 寛
1
1東京都砧玉川保健所
pp.52-55
発行日 1956年11月10日
Published Date 1956/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662201296
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
上記のようなテーマで書くなどということが,どうして私にお鉢が廻つて来たのかわからない.私は今日まで多くの保健婦諸君に接したわけではないし,長い間仕事を共にしたこともない.私の経験といえば,昭和7,8年頃,大塚健康相談所で,看護婦さんと共に2,3度患家訪問をしたのと,今のところへ来てから2年足らずを6,7人の保健婦さんといつしよに過ごしているだけである.結核予防会にいる時と,都庁の衛生局にいる時とに,みんなで300人ぐらいの保健婦さんに結核の講義をしたことはある.しかしそんなことがこの場合何になろう.断りきれずに引受けはしたものの,ほんとうに困つてしまつた.本誌にも,もちろん初登場である.
Copyright © 1956, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.