座談会
貧困とノイローゼに苦しむ結核患者の事例
石井 みつ子
1
,
救仁郷 ヨシエ
2
,
石垣 純二
,
渡辺 淸綱
3
,
森 喜久野
4
,
阿部 政子
4
,
大津 秀子
5
,
森川 芳子
6
,
中川 ふみ子
7
1東京都中央保健所医療社会事業部
2東京都中野保健所医療社会事業
3東京都杉並西保健所予防課
4東京都町田保健所普及課
5東京都杉並西保健所
6東京都芝保健所
7東京都荒川保健所
pp.10-22
発行日 1956年6月10日
Published Date 1956/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662201207
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4月号に掲載いたしました事例の座談会をいつものメンバーでしていただきました.事例の概略は紙面の関係でどうしても掲載出来ませんので,どうか4月号の事例報告を参照しておよみ下さい.この事例は入院前,入院中,入院後に分けて討論していただき,なんと云つても研究の山は,入院中の問題にありました.患者が奥さんに対する不安から入院1ヵ月程で退院する結果になりましたが,この問題に接して,保健婦が人間関係学というようなものを,もつと深く勉強して行かねば本当の指導は出来ないという結論を持ちました,この次はより以上夫婦関係に問題のある事例を検討する事にしました.
みな様の感想もお伺いしたいものです.
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