講座
青年心理(2)—青年前期
小林 さえ子
1
1実踐女子大
pp.28-33
発行日 1955年11月10日
Published Date 1955/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662201057
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先月号にものべたように,わたくしたちは青年中期を,16・17才を中心とし15・18才を移行期とする時期として,その心理を考えてゆきたいとおもいます.
これは学校制度にあてはめると恰度高等学校時代に相当します.勿論この時期の多くの青年たちは,義務教育の中学校を了えて実社会に家庭にあるわけです.が,ここでははじめの区分にしたがつて,主に高等学校時代の心理をあつかうことにいたします.
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