結核特集
座談會 結核豫防法をめぐつて
小川 朝吉
1
,
館林 宣夫
2
,
松下 廉藏
2
,
渡邊 もとゑ
3
,
齋藤 裕
3
,
深瀨 須加子
3
,
大津 秀子
4
,
大沼 孝子
4
1厚生省結核豫防課
2厚生省防疫課
3澁谷保健所
4世田谷保健所
pp.24-34
発行日 1951年5月10日
Published Date 1951/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662200081
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館林 結核豫防法の改正は,ずい分前から期待されておりましたが,この度社會保障制度の一環としてとりあげられて,1年以上の準備の後に漸く實現の運びとなりました。この新しい結核豫防法は,從來の豫防法とは全く違つた構想で出來ておりますが,その運營の大きい部分は矢張り從來と同じように保健婦の活動に俟つところが多いのであります。從つてあなた方の日常業務に最も關係の深い法律であります。
今日はこの法律の構想を作られた小川結核豫防課長と,この法律を法文にまとめ上げた松下事務官においでをいたゞきましたので,この法律の内容をお伺し,皆さんの御質問にお答していただきたいと存じます。
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