特集 HIV/AIDSとのつきあい方
システム整備1―保健所と病院の連携のあり方
川崎 由紀
1
,
柳井 良子
2,3
,
山本 智美
4
1千葉県山武保健所疾病対策課
2千葉県茂原保健所疾病対策課
3前 山武保健所疾病対策課
4千葉県山武保健所地域指導課
pp.826-829
発行日 2003年9月1日
Published Date 2003/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662100153
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
千葉県山武保健所では,平成13年度から管内のエイズ治療拠点病院などの医療機関や市町村の福祉担当者などと,HIV陽性者の治療や生活援助について情報交換・勉強会を行っている。それまで保健所は,HIV抗体検査の陽性者に対して,告知をして病院につなげる役割だけに終わっており,医療機関との積極的な連携をもってはいなかった。
本稿では,このような情報交換・勉強会を行うことになった契機,情報交換によって明らかになったこと,今後の保健所と病院の連携のあり方について述べる。
Copyright © 2003, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.