連載 保健師さん 児童虐待を見逃さないで!・7
アセスメントの基本―「対象者」はだれ?
丸山 恭子
pp.664-667
発行日 2003年7月1日
Published Date 2003/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662100130
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これまで2回にわたって,対象者の話を聴く姿勢について取り上げました。対象者の話,訴えを支援者として適切な姿勢で聴きながら,支援体制を整えていくわけですが,「聴くこと」の次に重要な段階へ移ります。それは「アセスメント」「リスクアセスメント」です。
アセスメントは主に,面接や電話などで,インタビューという手段を用いて行われます。インタビュー・スキルは支援者がもつべき重要なスキルの1つです。ただし,アセスメントするには,対象者へのインタビューだけでなく,他機関から入手した情報の評価などが必要になることも少なくありません。
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