第16回ICN東京大会印象記
大きな感動と充実感を存分に味わう
伊藤 敦子
1
1北里大学病院
pp.856-857
発行日 1977年8月1日
Published Date 1977/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661922512
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1976年6月6日夜,私はアメリカ合衆国ニュージャージー州アトランティックシティの東海岸最大というコンベンションホールで開かれたアメリカ看護婦協会大会開会式にいた.それは,外国代表者として招かれた大森日本看護協会長,湯槇ます元会長らに同行してであった.美しいドレスに身をつつんだ人々の華やかな様子は,私の知る日本看護協会大会からは想像のできないものであった.そこには大勢のレディーたちがあふれていた.
そんな中で,私たちの胸中にあったのは,来る年,東京で迎えるICN東京大会であった.会話の端々にうかがいしる,大森・湯槇両先生の気持ちは言うにおよばず,私までもが,いかにしてこのように見事に,更に言葉1つを思っただけでも困難な大会を運営するのだろうか? 1会員として,どう協力すべきだろうかと思った.
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