第16回ICN東京大会印象記
改めて思う‘看護は1つ’との確信
土田 和美
1
1札幌市立高等看護学院
pp.854-856
発行日 1977年8月1日
Published Date 1977/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661922511
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5月30日から6月3日まで,東京の日本武道館で開かれたアジアで最初のICN大会の全日程に参加することがでさた.そこで受けた興奮と疲労は今も残っているが,興奮さめやらぬうちにICN大会見たまま,感じたままを書いてみようと思う.
私はICN大会が日本で開かれることの意味を,頭の中でなんとなく分かっていたにすぎなかったのだということを,大会最終日の6月3日になってはっきり知った.それは5月30日の開会式から参加して,日がたつにつれ‘ICN大会ってやはりお祭りの要素が強いな’という気持ちから‘ICN大会は単なるお祭りではなく非常に意味深い,内容ある学会だ"に変化していった経過に重なるものである.それゆえに,ICN大会は全日程に参加してこそ,そのすばらしさを感じることができるのではないかと思っている.
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