ベッドサイドの看護
退院指導における患者家族とのコミュニケーション—排尿障害をもつ患者の導尿指導を試みて
西門 美喜子
1
,
岡崎 美保
1
,
工藤 豊美
1
1熊本市医師会熊本地域医療センター
pp.889-892
発行日 1988年9月1日
Published Date 1988/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661922084
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はじめに
わが国では,社会の高齢化慢性疾患の増加などにより,年々継続看護の必要性が高まっている.厚生省でも在宅生活を基本に置いた保険医療福祉政策を進めようと検討されつつある.また,患者とその家族の中にも在宅での生活を希望している場合が多い.
このような中で,個々に合った退院指導に努めながらも退院後の生活は,家族に受け入れる者がいない,家の設備の問題,経済的問題など多くの問題を抱えているのが現状である.
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