研究・調査・報告
婦人科手術後の退院指導を試みて
石川 千賀子
1
,
大田 悦子
1
,
池村 多美子
1
,
野村 昌美
1
,
上原 エミ子
1
,
福地 春美
1
,
奥間 悦子
1
1那覇市立病院産婦人科病棟
pp.56-62
発行日 1986年1月25日
Published Date 1986/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611206800
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はじめに
当産婦人科病棟において,婦人科手術の大部分を占めるものは子宮筋腫,卵巣のう腫,子宮脱等である。しかし,日常の看護業務においては,術前・術後の看護が主に行なわれており,患者の退院指導が不十分な現状であった。
だが,患者にとっては,婦人科疾患が,性に関連していることから,各人がそれぞれに自分の疾患に一種のマイナスのイメージをいだき,種々の不安をもったまま退院していくことが予測された。
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