座談会
退院時の患者指導
飯島 勝一
1
,
松下 和子
2
,
高橋 正子
3
,
皆川 文子
4
,
成田 敬子
5
,
西村 登喜子
6
1佼成病院外科
2聖路加国際病院公衆衛生看護部
3虎の門病院
4慶応義塾大学付属病院
5赤坂病院
6埼玉中央病院
pp.1108-1121
発行日 1972年9月1日
Published Date 1972/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661916424
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退院時の患者指導は患者が入院した時点からはじめられなければならない.とくに,腎臓病・糖尿病などの慢性疾患患者には入院中から病気についての理解を深めさせ,また退院後の食事・運動など十分な生活指導がなされるべきである.そのためには看護婦だけでなく,患者を取りまく医療チームが協力して病棟から外来通院へ,さらには地域社会の働きかけと,一貫した保健指導が必要になってくる.
ここでは,医師・臨床看護婦・栄養士・保健婦それぞれの立場から,退院時の患者指導をどのように行なっているか,また総合看護の理念のもとではどうあるべきか,について話し合っていただいた.
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