研究と報告
高度の視力障害を有する外来患者の介助について
青山 明子
1
,
大橋 正信
2
1原眼科病院外来
2眼科病院
pp.177-182
発行日 1988年2月1日
Published Date 1988/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661921923
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はじめに
私たち眼科部門従事者にとって,目の見えない患者を扱う事は避けて通れない宿命にある.実際,毎日の診療の中で,多くの高度視力障害者と接している.しかし,私たちは自身の視機能が良好なため,ともすれば一方的な介助になりがちなので,常に日常的に患者にとって必要な介助がなされているかどうか反省してみる必要があると考える.
そこで今回,当院の長年の経験,反省から得られ,日常実施している方法を,ここに紹介するので,皆様から御意見,御批判をいただきたい.
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