連載 医のなかの想い—ドクター“のぞみ”の院内日誌・14
だけどいい人
小笠原 望
1
1高松赤十字病院第1内科
pp.186-187
発行日 1988年2月1日
Published Date 1988/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661921925
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讃岐の食べ物は何をおいても‘うどん’である.私が尊敬し,プライベートなことでも相談にのっていただく生理検査室の谷口さんの昼食は,病院の裏のセルフサービスのうどん屋さんで,‘きつねうどんの中(ちゆう)’のワンパターンである.
讃岐うどんのうまさはもちろんだが,これが毎日ということはちょっとやそっとの「好き」では理解できない.香川県には,谷口さんのように365日1日1食はうどんと決めている人が少なくない.
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