特集 看護コストを考えよう
患者の“安楽”から見た看護ケア評価の試み—東京看護学セミナー基準看護検討グループの取り組みから
長谷川 美津子
1
1東京看護学セミナー
pp.345-351
発行日 1987年4月1日
Published Date 1987/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661921688
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基準看護検討グループの発足とその経過
1986年2月に新しく基準看護検討グループが発足した.これに先立ち東京看護学セミナーでは1969年に「基準看護の史的考察と現状の問題点」として小論文をまとめた(現代看護の成果と課題,メヂカルフレンド社に掲載).この中で指摘した問題の大半は現在なお改善されたという実感を持てないままでいる.
今回,グループが結成され,第1回目の検討会に出席したメンバーの中からも,基準看護問題の根深さを象徴するかのような発言が相次いだ.
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