ベッドサイドの看護
信頼関係作りを軸とした患者とのかかわり
広渡 容子
1
1恵愛会福間病院2病棟
pp.551-553
発行日 1985年5月1日
Published Date 1985/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661921083
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はじめに
精神科,とりわけ分裂病の患者の中には病識を欠き,治療を拒否する傾向があります.また病気のため,日常生活において的確な判断や行動ができなくなることがあります.
これらの患者に対して,看護者が日常生活を通じて訓練を行ない,密接な関係を結び,信頼を深めていくことが看護の基盤となります.本稿では,4人の看護者による“日常生活を通しての手記”を紹介し考察してみたいと思います.
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