特別論稿 鼎談
癌で逝った夫との最後の日々—国立がんセンターでの付き添いの体験から
小藪 サトエ
,
丹生谷 洋子
,
芦刈 妙子
pp.910-916
発行日 1984年8月1日
Published Date 1984/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661920848
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夫から「一緒に死んでくれ」と言われた時は一番辛かったですね。
小藪 夫は食道癌でした.それまでの症状は,ちょっと食べ物がのど元を過ぎる時辛いんやということを3月後半から言っていました.夫は医者でしたが,医者の不養生ということもあって,4月1日に内視鏡の検査をして,食道癌が分かりました.
本誌 ご主人は病名はご存知だったのですか.
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