ナーシング・ダイアグノーシス・6
当たり前のことでも表現してみると思わぬ発見があるものです。
阪口 直子
1
,
ナーシング滋賀’83
1京都市立短期大学
pp.970-971
発行日 1983年9月1日
Published Date 1983/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661919931
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私たちに,クライエントが健康を守る活動がでまるか,という発想があったでしょうか。
ナーシング・タイアグノーシスの最初のグループは健康認識一健康管理パターン’です.このパターンという言葉はピンとこないのですが,英語でそのままパターンとしました.診断名を,ある程度共通する領域でまとめ上げて,名前をつけたものだと思ります.あまり深く追求しないでおきましょう,それで健康認識一健康管理パターンですが,これはクライエントの持っている健康のイメージや,健康を維持するためにどのような活動をしているかを把握することです.
このグループの最初の診断名は‘健康管理の全般的な不足’と‘健康管理の部分的な不足’です.それぞれ定義,診断指針,要因が規定されています.ここでは定義と診断指針を示しましょう.
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