カラーアトラス 褥創・24
褥創の手術[3]—筋皮弁法(musculocutaneous flap method)
大谷 清
1
1国立療養所村山病院整形外科
pp.1326-1327
発行日 1982年12月1日
Published Date 1982/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661919722
- 有料閲覧
- 文献概要
筋皮弁法は使用する筋肉がある程度保たれている例に適応となる.すなわち,痙性麻痺例がよい.弛緩性麻痺例では麻痺域の筋は萎縮しているので本法の適応は少ない.
写真1は38歳,女性,胸髄損傷例である.仙骨部に約10×10cmの褥創が発生した.写真2は同じ患者の大殿筋皮弁法術後である.
Copyright © 1982, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.