カラーアトラス 褥創・11
仙骨部の褥創 1
大谷 清
1
1国立療養所村山病院整形外科
pp.1206-1207
発行日 1981年11月1日
Published Date 1981/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661919381
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仙骨部は褥創の最も発生しやすい部位である.
症例1 45歳,男性.1979年2月木から転落,第6頸椎骨折,四肢麻痺で某医院へ入院した.約6か月後に当院へ転院したが,写真1に見るように大きな褥創が形成されていた.褥創の大きさは約23×23cmで,入院時は多量の壊死組織が付着していたが,これを切除した.分泌液は多量で,しかも膿性であり,培養により黄色ブドウ球菌が検出された.
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